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借入。その一択。
「は?」とか思われた方、すみません。前回の記事であんなに「お金は借りないに越したことはない」とか言っていたんですけど、ちょっとニュアンスが違いまして。 まず、前提条件として、
★今すぐ会社を辞めたいけど、貯金がない
★将来独立したい
★不動産投資したい
とか思っている方に該当します。 もちろん、貯金があった方が絶対的に良いというのは言うまでもありません。 公務員を辞めて困ったことの1つ、それは、”お金が借りれない”こと。
もし借りれたとしても、金利が一気に高くなる。 公務員の時は、銀行も散々「お金借りてくださいよ〜」って言って来たのに、辞めた途端、こちらに見向きもしなくなった。 私、今まで返済滞ったことなんて一度もないのに・・・。
人の信頼とは未だに“職業縛り”なのね。 でも、それも仕方のないこと。沖縄は低所得かつ「ローン県」なので、高所得な大企業や官公庁への信頼が特に厚い(そりゃ公務員辞めたら変人扱いされる)。 沖縄の平均所得は200万ほど。それなのに車が必需品。そして物価も高い(食材やガソリン等)。子どもを大学に通わせようとするものなら、教育費もかかる。 まさに「お金を借りないと生活が回せられない」のだ。
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未経験からの転職は収入が激減する。
公務員を辞めて、未経験でwebデザイナーに転職したのが30歳の時だった。
月収額面16万、手取り13万(!!!!!!)。
公務員時代は月収にすると額面24万、手取り18万(ボーナス60万)ほどだったので、当時の私からしたら、驚くような金額だ(それにしても色々引かれ過ぎ)。
CGデザイナー時代の初任給と変わらない。 「まじで生活どうしよう」と焦ったのを覚えている。 でも、未経験でブランクあり、年齢もそんなに若くない女性を雇うところは、そんなになかった。 とりあえず、新しいことが学べる、その期待だけに心が踊っていた。
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転職に伴う引っ越しで家賃倍額も。
当時住んでいた沖縄市から職場の浦添市に住むには、通勤だけで往復1時間以上かかったので、時間がもったいないと感じた私は転職に伴い引っ越すことにした。
沖縄市の繁華街は、当時は人気がなく、治安も良くなかった為、物件が激安だった。 その金額、40平米で2.8万(1R/駐車場付き)。
浦添市では、徒歩1分で那覇市の新都心というところに住んでいた。ここは一気に家賃が高くなる。お金がない私がやっとで探した物件は、23.00平米で4.6万(1K/駐車場付き)。 家賃その差1.8万。
転職前:手取り収入(18万)-家賃(2.8万)=残金(15.2万)
転職後:手取り収入(13万)-家賃(4.6万)=残金(8.4万)
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残金、その差額6.8万。
ローン返済で毎月3〜4万の支払いがある。 ガソリン代、保険代、公共料金・・・でだいたい10万。 転職前でもひーひーしてたのに、転職後は、赤字必至。
そして私はまた銀行に頭を下げに行くことにした。
最低でも半年分の生活費は確保する必要あり。
そんなこんなで、生活費にお金が回らなくなった私は公務員時代に貯めた貯金を切り崩して、足りない部分を補填して生活した。
が、それもとうとう回らなくなってしまった為、転職後の半年後に、フリーローンで50万(金利14.6%)を借りることになる。
しかし、この方法は超絶オススメしない。
なぜなら、金利だけ支払い、元本が全くなくならないからだ。 過去の私に助言するなら、
貯金でさっさと借金返せ
と言うだろう。 借入して1年半経つが、結果元本が5万しか減っていない(!!!!!)。
なので、今年中に一気に返済する予定だ(詳細はこちら)。
もし借りるにしても、冒頭で述べたように、在職中にお金を借りることをオススメする。 私も公務員時代に不動産を買う為にお金借りれば良かった(懲りない)。 いくら公務員時代より稼いでいるといっても、信頼と金利が全く違うからだ。 現在は、クラウドファンディングがいくつかあるので、それもありなのかもしれない。
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貯金は期待できない。でも未来には期待できる。
転職して給与は激減、正直路頭に迷って死ぬかと思った。 退職時に50万いただいたお金も、半分はFXに使って、一瞬で消えた。 どうにかこうにか、会社に行かず、自分で稼ぐ方法をいつも探していた。
30歳は本気でやばいと思ったが、それを救ったのもまた「人」と「仕事」だった。 未経験で仕事をさせていただいた環境、学べる時間と新しい挑戦。 公務員時代に貯めた貯金は消え去り、新しい環境では一向にお金が足りない。 それでも、「今頑張ればいつか絶対報われる」という想いで、必死に1年間楽しみながら頑張った。
とりあえず今は好きなことで、何とか生きている。 お金を借りなかったのは1番の後悔だが、公務員を辞めたのは1番の英断だ。
過ぎた事は仕方が無いし、お金はまた稼げば良い。 しかし、今という時間は二度と来ない。 時は金なり。今という時間に投資して、未来に期待しよう。
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