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公務員からWebデザイナーになり8ヶ月でクビになった話。

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30歳未経験、小さなWeb制作会社に入社する。

すごいエンジニアの紹介で、ある経営者と出会った。30歳web業界未経験の私を採用してくれるらしい。私が元々少しデザインをかじってる事と、私の経歴が面白かったかららしい。

「これで公務員を辞めても食いっぱぐれない」と思った私は、入社を決める。しかし、ここで私が犯した最大のミスがある。それは、「入社前に給与を確認しなかった事だ。

・お金の話をしたらガメツイと思われるんだろうな・・・

・未経験者を雇ってくれるなら、そういう事は気にしたらいけない

と、変な気を遣ってしまい、入社後に「16万」と聞いて愕然とした。月収が10万ほど下がったのだ。ボーナスは勿論ない。

これじゃあ、CG時代の時と何も変わらないなー、10年前に逆戻りか、と青ざめた。

社員は私を含めて3人。社長、コーダー、デザイナーの私だ。外注が1~2人くらい。

そんな小さな制作会社だった。


最初の仕事は、HPのデザインと、良く分かっていないディレクション。

入社早々、ある施設のHPリニューアルの仕事がきた。私はまだWebデザインのノウハウも、やり方も、ツールの使い方さえ、何も分かっていなかった。

そして、ディレクション。クライアントの要望を聴きながら、それをデザインに落とし込む。幸いなことに、クライアントは友人が勤める会社だったので、幾分かはやりやすかった。

制作期間は3ヶ月ほど。右も左も分からず、何とか動く形にはなった。トラブルもいくつかあった。

コーディングは、外注に頼んだ。自由に仕事をしている(ように見える)彼らみたいになりたい、と何度も思った。

この短期間で、いきなり全部の仕事を任された私は、社長に不満を持っていた。


何故か社長から悩みを相談される。

社長は、私を気に入ってくれてはいたが、同時に気に食わない部分も感じていたようだ。私が中々思い通りに動かないからだろう。

ある時、一緒に外出する機会があった。

「実はコーダーが全然コーディングできなくて・・・給与19万も払ってるのに・・・。どうしたら良いと思う?」と質問をされた。

と同時に、一気に覚めた自分がいた。「私も使えないやつだと思われて、どっかでグチられているのではないか」という不安がよぎった。

と同時に、リーダーにはいつだって最強でいてほしいし、こんな下っ端に悩みをグチるような器を疑った。

社員を不安にさせたり、疑心暗鬼にさせる事は、私の正義に反していた。

コーディングができる人がいないなら、私やります。

この頃から、3人でオフィスにいる事に違和感を感じ始めた。

「私はこんなに働いてるのに、あの人はこれだけ貰ってるのかー」とか「私、良いように使われてるな」とか、損得勘定で物事を見るようになった。

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ここにいても成長できないとも思った。そこで、外に解決策を求めた。プログラミングスクールに通おうと思ったのだ。

そこで私は交渉した。

「日中は外部に勉強に行かせてください。その代わり、夜や週末に仕事をやります。コーディングまで覚えて、一気に力になります。もちろん勉強代はいりません」。

今考えても、生意気な発言だが、社長から承諾を得た私は、13時にはプログラミングスクールに通い、17時から仕事をする生活が始まった。入社して3ヶ月、7月の事だった。


楽しかったプログラミングスクール。

スクールはとても楽しかった。皆意欲的で、開放的。ここで出会った生涯の仲間もいる。

どんどん吸収していった。必死だった。9月頃になると、HTMLはもちろん、CSS、少しのJSは分かるようになっていた。これで、デザインとコーディングは一通りできるようになっていた。

ただ、分からない事もまだまだたくさんあった。

究極の2択!社長になるか、フリーランスになるか。

9月にプログラミングスクールを卒業して、また会社に戻ってきた。

スクールに通う前に感じていた違和感は、どんどん確信に変わっていた。

「多分私がいる場所はここじゃない」と思うようになった。ただ、あてもない。フリーランスになる自信も勇気もない。

そんな中、社長に飲みに誘われた。「珍しいな」と思いながら了承した。

他愛ない会話の最後の方で、突然「社長になるかフリーランスになるかどっちか決めてくれ」と言われた。困惑した。

社長は誰かに会社を任せて、自分は海外に行きたいらしい。

人様の会社をやれるほど、私には忠誠心もパッションもない。力もない。

そこで私は、フリーランスを選んだ。

「35歳くらいでフリーになれたら良いな〜」ってふんわり思っていたが、かなり早い段階でその時がきた。

そう、私は実質「クビ」を言い渡されたのだ。


強制的にフリーランスに

おそらく社長は「嫌です、ここで頑張りたいです」と私が泣きついて来るのを期待しただろう。変な心理学のテクニックを使ってくる人だったからだ。

しかし、生憎私はそんな心理作戦に掛かるようには出来ていない。本音と建前も分からないような変人だからだ。

もちろん社長にも言い分はあっただろう。世話にもなった。ただ、それを理解できるほど私に余裕はなかった。

クビを言われて、3日後に辞めた。手土産を持って行ったが、お礼も言われなかった。目も合わせてくれなかった。これが大人のやり方なのかとも思ったが、私がどこかの組織に属すると不幸しか起きないな、と冷静に考えた。

念願のフリーランスになれたけど、途方にくれた時期。会社に入って8ヶ月でクビ。

これからどうやって生きていこう、とぼんやり考えた。


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