離婚したいけどお金がない、悩んでいるお母さんに感じた事。

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旦那の稼ぎで生きてるから、子どもがいるから、離婚できない

そんなセリフ、悲しすぎる。

公務員時代、私の配属先は住民課の戸籍係でした。具体的には、出生届や死亡届、婚姻届、離婚届、養子縁組・離縁届等々の、人の身分や権利関係に携わる分野を担当していました。それはそれは本当に大変。まして私の地域は、外国人もたくさんいるわけで、その国の法律も加味しないといけないので、毎日頭がいっぱいでした。

配属されている係には、先輩が5人ほどいましたが、4人とも「うつ」でした。 先輩は40代。3人は未婚。自分の10年後の未来が見えて、怖くなったのを覚えています。 この話はまた今度書くとして。

戸籍係にいると、いろんな相談を受けます。 そこで一番多いのが、圧倒的に離婚の相談。沖縄は日本国内でも離婚率がワースト1。 その理由には、経済的な問題、若年層の早期結婚、家庭内暴力などがあると思います。

ある日、40代半ばくらいの女性が相談にきました。 

離婚したいが、旦那の稼ぎで食っていけてるし、子どももいるから中々踏み切れない・・・

とのことでした。

誰かのせいにする人生は、いつか限界がくる

私は特に結婚推進派でもなく、離婚推進派でもありません。正直、いろんな人の人生模様を嫌というほど見てきたので、これから先結婚しなくても良いや、と思ったのは事実です・・・(汗)

ただ、自分が選んだ人生に対して誇りを持ちたいし、責任を持っていたい。

女性は、仕事に家庭にと、何かと負担になることも事実です。犠牲とすら感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません・・・。

私は1人でも多くの女性が、好きな仕事でお金を稼いで、楽しく幸せになってほしいなと願います。

相談にきた女性の背景にはいろんな事情があると思いますが、まずはパートに出てみるとか、何か勉強してみるとか、1時間でも30分でも良いから、自分に時間を使ってみたらどうだろうと思いました。

残念ながら、物事は行動でしか変わらないのを私自身痛感しているからです。

旦那の為でも子どもの為でもなく、自分の為の時間を見つけてほしい。そして自分の「好き」を再確認してほしい。 特に頑張り屋さんの方は「こうしなければいけない」という考えが身に染み付いています。

「こうしなければいけない」がずっと続くと、自分の「これがしたい」がどんどんなくなって、ついには自分の好きなことさえ忘れていくんですよね・・・。

相手を変えることは無理に等しいです。結婚したのも自分の選択、離婚したのも自分の選択です。

自分の選択はどんな結果であれ、尊いことです。 「自責」を自覚するだけで、物事が色々開けて、好転します。

手に職をつけたり、趣味でお小遣い程度から稼いでみる

何でも良いと思うのです。私の母の親友は、農家です。編み物が得意で、好きで制作していたら、趣味が高じて、ネットで販売し、200万円のお小遣いを貯めたそうです。

現代ですと、趣味をお小遣いを稼ぐサイトもたくさんあります。  

ココナラ

クラウドワークス

ランサーズ

タイムチケット

これからの時代は、自分の「好き」が仕事になっていく

私は、これからの時代、自分の「好き」が仕事になっていくと思います。

少し昔は「好きな事で食っていけない」とか散々言われましたが、今はクリエイティブな仕事がたくさんあります。

誰かに認められる、褒められる、評価される仕事より、自分が好きなもの、自分らしくいられるもの、楽しいことをたくさん見つけた方が、ハッピーになれると信じています。

無理をして自分らしくいられないのら、そんな悲しいことはないです。 自分らしくいられる空間、場所、好きなことを、今一度童心に還って探してみたら、また何かヒントが見つかるかもしれません。

「自責」「明元素」「受容」を意識すると物事が好転する

私が独立して間もない頃、友人の経営者に教えられた言葉です。

まず、「自責」。物事の全てには「自分に責任がある」という事。他人に責任を押してけてしまうと、たちまちそれが不満になり、「私は何も悪くない」という事になる。それは自分で自分の人生を歩んでいないのと同じ事だ。自分で自分の判断や人生に責任を持って初めて自分をコントロール出来る。

また、「明るく元気に素直に」。そういう風に自分が明るくポジティブな言葉や態度で接すれば、周囲の態度や反応が変わる。「暗病反(=暗い言葉や病んでる言葉、反発や反対するような言葉)」な人とどっちが良いかは明白だ。

最後に「受容」。他人からの評価や意見を、一度受け入れること。客観的な事実を受け入れる事によって、改善策や自分の直すべき欠点が見えてくる。

私はこの言葉に何度救われ、教えられて来たか分かりません。離婚もそうですが、結婚、転職、起業、人の人生には、幾度となく決断が迫られます。

人に非難されたり、辛い時期もたくさんありました。もがいてもどうしようもない事もありました。それなりに苦労もしてきた方だと思います。

それでも、なるべく「自分で決断し、自分で選んだ」その人生を、胸を張って誇れる女性になりたいなと思っています。

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